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柔整師の手技練習に最適な手法を考えてみた~「トリトレ」って何??~

2019年02月14日

トリトレの議論の時間

ディスカッションタイムの様子

こんにちは!!

今日は普段の投稿と少し異なり、施術者に対して記事を書いてみようと思います
長文になるので少し読むのに時間がいると思いますが、5〜6分もあれば読了できるはず!!
ぜひお昼休みに読んでみてください

読者の方が「明日/週末にちょっとやってみよ」ってなってもらえると幸いです

さっそく皆さんに質問なのですが、手技の練習ってどのようにされてますか?
「参考文献を読みながら〜」
「手技が得意な先生に見てもらいながら〜」
1人/2人ペアで行うなど様々な方法があると思います

で、今年に入って2丁目の整骨院では「トリトレ」というものを取り入れて手技の練習を始めてみました

1.トリトレってなんだ??

馴染みのない言葉なので、多くの方がこのような疑問を抱くのではないかと思います
それもそのはず…勝手に2丁目の整骨院で名前をつけてこのように呼んでるだけです笑
手技の練習を行う際の流れにトリトレという名前をつけています

方法を共有する前に…まずこのトレーニングが生まれた背景を説明させてください

前置きはいいから早く!!という方は、こちらをクリック「3.トリトレのやり方」までスキップしていただけると時短になります笑。

2.すべてのボールをホームランにすることは可能か??

いきなり何言い出すねん…そう思った方は正解です笑
これは武井壮さんが、あるテレビ番組で「大人の育て方」についてプレゼンを行った時に上がっていた命題です
幼少期、野球少年だった武井さんが疑問に思ったそうです
そのような疑問を抱えながら日々練習を行っていると、ある日父親がビデオ撮影機を購入して来たそうです

そのビデオ撮影機で野球を行ってる様子を撮影して、武井さんは驚愕
「自分の頭の中で想像していた動きと実際の動きが全く違う!!」
自分の視野から出てしまった部分は、もう思い通りに動いてない…

この気付きから、武井さんは自分の体を思い通りに動かすトレーニングを始めたそうです
そうすれば理論上すべてのボールをホームランできる!!と
(プレゼンは本来続きますが一旦ここまで)

この話からもわかるように、自分が頭の中で描いた動きと実際の動きは異なります
これは野球だけではなく、すべての事柄で当てはまるんじゃないかと
整骨院の手技も同じですよね

熟練の施術者は、筋肉の硬さ/走行/患者様の表情/立ち位置/会話…総合的な情報から実際に見えてない部分がイメージできると思います
新米の施術者は、経験が少ないためこのあたりの情報を上手く活かせません
結果、自分では真っ直ぐなつもりでも少し斜めになっていたり、効きが甘くなったりするのではないでしょうか

自分の頭の中で想像していた動きと実際の動きが違うことを知るということは重要なんですね〜

これまでの練習方法ももちろん有用だと思います(実際に成果でてますし)
ただ果たして施術者にとってベストな方法なのだろうか??
もう少し効率よく経験を積むことってできないかな〜と考えた結果
トリトレというトレーニング方法を行ってみることにしました

ここまででなんとなく想像できるかもしれませんが、「トリトレ」の中身を共有していきます

3.トリトレのやり方

やり方は基本3ステップ
メンバーは3人必要です
1.特定のテーマに沿った手技を行う(2人), 動画を撮る(1人)
2.動画をモニターに写し、3人でディスカッション(メモする)
3.それを踏まえて、再度手技を行う(2人), 動画を撮る(1人)
4.(お好みで!)before/afterを社内で共有

3人以上必要/動画を撮る=>トリ、練習=>トレーニングを合わせてトリトレ
わかりやすいですよね!!笑

2人でも3脚などでカメラを設置すれば撮影を行うことができますが、個人的には撮影者を置いたほうがいいと思います
なぜなら、施術を行う場合は施術の向きや角度が変わってしまうので、定点だとうまくカメラに入らないケースがあるからです
(複数台カメラがあるといいかもですが、編集作業が入るとお手軽感がなくなるorz)

また、リズムも悪くなります
撮り直したりする場合に毎回カメラのボタンを押してたらせっかくのスピード感が台無しです

ディスカッションは、術者/受け/第三者からの意見を引き出すようにします
個人的な意見でもいいので、発言を聞いた周りのメンバーは「いいね!」「確かに!」といった相槌を意識的に入れるように心がけています

4.メリット/デメリット

メリット
・視野から外れた受けの体の状態を確認できる
・受けの意見と第三者の意見を得られるため、多角的な意見を得られる
・動画として残るため、あとで見返せる(メモだけだと思い出しにくい部分もありますからね)
・練習の密度があがる(手技にもよりますが、最短30分で実技+ディスカッション+フィードバックを活かした再実技ができます)

デメリット
・3人必要
・動画を撮れる機材が必要

5.必要な設備

最低限だとカメラ付きのスマホ/タブレットがあれば問題ありません
ただ、あるといいな〜という設備もあるので列挙しておくと

・PCとかつなぐ用のモニター
・モニターとスマホをつなぐための変換ケーブル
・スタビライザー(動画撮影時の手ブレを防ぐ装置)

人数が増えると小さい画面では見づらいので、モニターは欲しいですね〜
問診などでも画面を見せながら説明できるので、活躍の場所は多いんじゃないかなと思います

6.まとめ

本日は2丁目の整骨院で行ってる手技の練習方法「トリトレ」について共有しました
一般的なやり方かなーとも思うのですが、やり方をまとめておくと後で見直したときに便利なので記事に落としてみました
「うちの整骨院ではさらにこんな工夫もしているよ!」という工夫やオススメのやり方なども共有していただけるとありがたいです

デメリットももちろんありますが、メリットが大きく上回ってるんじゃないかなと感じています
ぜひ皆さんも「トリトレ」やってみて下さい

2丁目の整骨院では、技術を追い求めたい柔整師/鍼灸師のスタッフを募集しております
見学や勉強会も行っておりますので、関心のある方はぜひお問い合わせください!

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